ようこそ!
和合プロジェクト『さくらさく』のホームページへ。

和合プロジェクト『さくらさく』代表の神所公一(かんじょきみかず)と申します。

和合プロジェクト「さくらさく」とは、日本の歴史(神話)、伝統、文化、生活様式を次の世代に伝える活動です。

2020年から「ゆる~い神様勉強会」を妻と一緒に始めました。
そして、2021年の1月、千葉県から島根県の出雲市に拠点を移し、本格的に活動しようと「ゆる~くない神様勉強会」を開催することに決めました。

【なぜ、この活動を始めたのか】

私は、1995年の阪神淡路大震災で被災しました。
回りの家がペチャンコになり、高速道路は倒れ、ビルも崩壊しました。
ライフラインも止まり、多くの死者や負傷者が出ました。
しかし、そんな中、私は無傷で、生き残ることができました。

その時に思ったのです。

『なぜ、自分はケガもせず、生き残ることができたのか?』
『自分には、何かしなければならない「使命」があるのではないか?』

振り返ると、その「使命」を見つけるための旅が、その時から始まったような気がします。
しかし、なかなか日常の生活に追われ、そう簡単には「使命」を見つけることはできませんでした。

「世の中の役に立ちたい!」

と23年のサラリーマン生活を辞め、起業しましたが、会社の経営は鳴かず飛ばず。
2018年、大好きな祖母が天に召され、母が病気で手術するなど、私の人生の中で、最も過酷な時期がありました。
この時ばかりは、普段前向きな自分も弱気になり、全く先が見えないトンネルの中にいるようでした。

そんな中、私の妻から「禊(みそぎ)合宿」を勧められ、その合宿に参加することにしました。身に付いている悪いモノを、禊で払い落とせると思ったからです。そして、その合宿での出会いが、私が「使命」に気づき、行動するきっかけとなりました。

それは、古神道の師匠 表博耀先生との出会いでした。

【「使命」の啓示を受ける】

12月の禊合宿に参加後、翌年の1月に新春禊があると聞き、また参加させていただきました。
真冬の海に入り、翌日に東国三社を巡るご神行でした。東国三社とは、『鹿島神宮』『香取神宮』『息栖神社』のこと。一番初めに訪れた『鹿島神宮』の正式参拝で、宮司さんからお話を伺う機会がありました。

その時、私の心に突き刺さるような感覚で

「多くの日本人が、日本の神様のことを知らない。なぜ、神に仕えている者が、もっと教えないのか?」

という言葉が聞こえてきました。

『鹿島神宮』の宮司さんは、主祭神「建御雷大神(たけみかづちのおおかみ)」様から、そのことに関して、いつも怒られていると笑って仰いましたが、私は鳥肌が立ち、なぜか泣いてしまいました。
まるで「建御雷大神」様に直接いわれているように思えたのです。

神様から啓示を受けたと思った私は、その啓示に対して、さらに深い部分での意味を考え始めました。

『日本人に日本の神様のことを教えること』とは、どういうことか?
私たちは、何を学ぶ必要があるのか?

日本人なら日本のことを知っていると思われたかもしれません。
しかし、終戦後、GHQの戦略で自分たちの歴史(神話)を学校で教えなくなりました。
自分たちのルーツを学ぶ機会がなくなってしまったのです。

教えなくなった理由は、GHQが、私たち日本民族が1つに団結することを恐れたため。
そして、見えない力の使い方を知っている日本人が本気になった時、アメリカ(連合国)は勝てないと思ったからかもしれません。

神話を知らない民族は亡びるといわれていますし、私たちの誇りや信念を壊し、民族の精神性を崩壊させるという
政策だったようです。

古事記によると、日本は、建国して約2700年あまり。
世界で最も古い国です。
そして、私たち日本人の祖先は、神様となっています。
私たち、1人1人が神様の子どもなのです。

日本の歴史(神話、風土記)には、たくさんの神様が出てきます。
普段当たり前になっている私たちの生活習慣や行事、伝統文化の中、ことば(日本語の音)にも、神様の存在があります。また、ご存知の通り、日本人は八百万の神々を信仰し、自然と共に共存してきた長い歴史があります。

これらの歴史を日本人みんなが知り、子孫に伝えていくことができれば、もっともっと日本の国はよくなり、続いていくと思うのです。
私たちのご先祖様の思いを受け取り、私たちの子孫に繋いでいく。
これが、私の使命であり、この活動の意義であると思います。